超カンタン!誰でもできる、パスポートの作り方。
目次
こんにちはただしです。
今回の記事は、「海外に行ってみたいけど、パスポートってどうやってつくるの?」「そもそも、パスポートって何?」とお悩みの方に「超カンタン!誰でもできる、パスポートの作り方」を徹底解説します。
僕は、18歳の時初めて日本でパスポートを作ってから今まで計4回パスポートを作ったことがあります。
直近だと生まれたばかりの息子のパスポートを作りに行きました。
この記事を読んだ人なら、誰もがパスポートを作ることができます。
この記事を読んで、みなさんもパスポートを作り、世界を広げちゃいましょう!
日本を出国するためのパスポート
パスポートとは
パスポートとは「旅券」であり、世界で通用する唯一の「身分証明書」という2つの役割があります。
まず、「旅券」についてですが、世界のほとんどの国が、自国民、外国人の入国、出国に対してパスポートの携帯及び、提示を求めています。パスポートを持っていなければ、原則世界のどの国でも出国や入国をすることができません。ですので、パスポートは外国へ旅をするためのチケット(旅券)なのです。
次にパスポートの役割2つ目の「身分証明書」についてです。日本で通用する身分証明書(運転免許証や健康国民保険証、学生証)などは言葉の違う外国では通用しません。
ですが、パスポートはあなたが外国滞在中にホテルにチェックインする際や事件などに巻き込まれた場合などに自分が何者であるか(国籍、氏名、年齢など)を具体的に証明することができます。外国で使える唯一の身分証明書、それがパスポートなのです。
また、パスポートのオモテ表紙ウラには“保護要請文”が記載されています。“保護要請文”とは日本国外務大臣が関係諸官に向けたもので、「日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。」という文のことです。簡単に言ってしまえば、「日本のパスポート持っている人は無事に旅行をさせてやってください。それともし、その人が困っていたら助けてやってください。頼みます!」と外国のお偉いさん宛に日本のお偉いさんが手紙を書いてくれているということです。
海外に行くためのパスポート
海外に行く意味
パスポートを持っていれば海外に行くことができるわけですが、そもそも海外に行く意味とは何でしょうか。僕なりに改めて考えてみました。
もし、これを読んでいるあなたが「あなたはどんな人?」「あなたの住んでいる所はどんな所?」と聞かれたら、自信を持って答えることができますか?「自分ってどんな人?考えたことないからわからない。」となりませんか?僕は今でもうまく答えられる自信はありませんが、海外に行く前よりは確実にこの問いを意識するようになりました。自分を構成している要素(氏名、国籍、年齢、社会での役割など)を「アイデンティティ」と言います。僕はこのアイデンティティ、「自分は何者か」「どういった人間か」「自分は何のために生きているのか」を持っているかいないかでは人生が大きく変わると思っています。これらを考えるきっかけになったのが海外に行ったことでした。海外に行き、日本人以外の人、国、文化を見て触れたことで深く考えるようになりました。そして考えたことによってアイデンティティが確立され「自分とは」がはっきりしているので人生がとても幸せで豊かになりました。
これは人それぞれだと思いますが、普段感じられないこと、思いもしなかったことなどを考えさせられ、体験させられることが海外に行く意味だと思います。自分の知らない世界を簡単に知ることができるのが海外に行く意味だと思います。
パスポートの種類
僕はつい最近知ったのですが、パスポートの種類が5種類もあるのを知っていましたか?ついこないだ、たまたま公的機関で勤めている方とお話しする機会があり、いろいろ話している際にV I S Aの話になりパスポートを見せてもらったのです。そしたらそのパスポートが「緑色」でビックリしました。初めて見たパスポートだったのでこの人ヤバイ人間かとか思ったのですが、話を聞いたらどうやら緑色のパスポートは公用旅券と呼ばれる特別なパスポートだそうです。詳しくは後ほどご説明しますが、知らなかったので変に疑ってしまい失礼なことをしてしまいました。そんなわけでパスポートは5種類もあるみたいなので、一つずつ説明していきます。
一般旅券
希望すれば誰もが申請できるのが一般旅券です。「パスポート」と一般的に言われるのはこの一般旅券のことです。日本の一般旅券は「赤色」と「紺色」の2色あります。これは単に有効期間の長さの違いで色分けされています。
「紺色」のパスポートは有効期間が5年と短いのに対して「赤色」のパスポートは有効期間が10年です。2022年4月1日から民法の改正により、成人年齢が引き下げられました。これにより、現在(2022年8月10日)では18歳以上であれば有効期間5年のパスポート(紺色)、もしくは有効期間10年のパスポート(赤色)どちらでも好きな方を選ぶことができます。
しかし、18歳未満の未成年者が申請できるのは有効期間5年の紺色のパスポートのみです。
僕が初めてパスポートを作ったとき(2013年8月)は18歳でしたので、5年のパスポートを作りました。このパスポートにはたくさんの思い出が詰まっています。この思い出話はコチラでしていますので、読んでみてください。笑
公用旅券
この公用旅券が冒頭でお話しした緑色のパスポートです。このパスポートはあまり見かけないので、僕みたいに失礼がないように知っておくと良いかもしれません。公用旅券とは国の用務(国のお仕事ですね)で海外に行く人(主に国会議員や公的機関の職員など)や、その同伴者などのみに発行される特別なパスポートです。
他にはODA(政府開発援助)※政府の実施機関によって開発途上国の経済・社会の発展や福祉の向上に役立つために行う資金・技術提供による強力のことの一環として派遣される青年海外協力隊の隊員や、アジアで日本語や日本語文化を紹介する「日本語パートナーズ」のパートナーズなどにも発行されるパスポートです。
前述した一般旅券は「PASSPORT」と記載されているのに対して公用旅券には「OFFICIAL PASSPORT」と記載されています。公用旅券を持っているということは、国を代表して海外で何らかの任務に就いていることを意味します。緑色のパスポートめちゃくちゃかっこいいですね!
外交旅券
外交旅券は濃茶色のパスポートです。このパスポートは空港の税関などに勤めていない限り、普段滅多に見る機会はないと思います。このパスポートは持てる人が限られており、皇族や内閣総理大臣、衆議院議長、最高裁判所長官、外交官などが公務で海外に行く際のみに持っているパスポートです。パスポート表紙には「DIPLOMATIC PASSPORT」と記載されています。
緊急旅券
外交旅券と色が似ていますが、若干薄い茶色のパスポートは緊急旅券をいわれるパスポートです。このパスポートは海外旅行先でパスポートの紛失、盗難にあった際や海外滞在中にパスポートの有効期間が切れてしまった場合などの緊急時に通常のパスポート(紺色や赤色のパスポート)の代わりに発行されるパスポートです。パスポートの表紙には「EMERGENCY PASSPORT」と記載されています。
通常のパスポートよりも短期間で発給されるかわりに、有効期間はわずか1年間です。通常のパスポートと違いICチップが入っていません。
※旅券法
旅券法とはパスポートの発給、効力その他パスポートに関する必要事項を定める法律。憲法では海外に移住し、旅行する自由を認めていますが、旅券法は一定の場合(犯罪で訴追された者、刑を受けている者)には、旅券発給者である外務大臣または領事館に発給拒否の権限を認められています。
パスポートの有効期間
パスポートの有効期間は発行日から5年間のものと10年間のものがあります。18歳未満は5年のパスポートしか作れませんが、18歳以上の成人は5年、10年どちらでも選ぶことができます。頻繁に海外に行くことがあり、余白ページがすぐなくなってしまう人は5年のパスポートを作った方がお得ですが、そうでない方は10年パスポートを作った方がお得です。費用に関しては後述します。
パスポートの作り方
パスポートが作れる場所
日本国内でのパスポートの申請は各都道府県の申請窓口、海外での場合は各在外公館(大使館または総領事館)でできます。基本的には住民登録をしている都道府県のみで申請ができますが、海外の一時帰国者、船員、学生・生徒、長期出張、単身赴任などで一時的に移住している方も申請ができる場合があります。詳しくは申請する窓口でお確かめください。
東京でパスポートが申請できる場所
東京都内でパスポートを申請できる場所は全部で4箇所あります。
・新宿パスポートセンター
U R Lと簡単な経路説明
・有楽町パスポートセンター
U R Lと簡単な経路説明
・池袋パスポートセンター
U R Lと簡単な経路説明
・立川市パスポートセンター
U R Lと簡単な経路説明
神奈川県内でパスポートが申請できる場所
神奈川県でパスポートが申請できる場所は4箇所あります。
・神奈川県パスポートセンター本所(横浜)
・神奈川県パスポートセンター県中央支所(厚木)
・神奈川圏パスポートセンター川崎支所
・神奈川県パスポートセンター横須賀出張窓口
大阪でパスポートが申請できる場所
大阪府内でパスポートの申請ができる場所は大阪府パスポートセンターの1箇所のみです。
・大阪府パスポートセンター
奈良でパスポートが申請できる場所
奈良県でパスポートが申請できる場所は2箇所です。
・奈良県旅券事務所
・高田旅券センター
海外でパスポートが申請できる場所
海外でパスポートの申請をする場合は、各在外公館(大使館または総領事館)でできます。僕は海外では、タイでパスポートを申請した経験があるので、タイでの申請場所を記載しておきます。
タイでパスポートが申請できる場所
タイでパスポートを更新や紛失などの理由で申請する場合は、バンコクにある在タイ日本国大使館でできます。アクセス方法はこちら
・パスポート申請から受け取りまでの期間
必要書類を申請窓口に提出してからパスポートが受け取れるまでの期間は、通常1週間程度(土、日、祝休日を除く)です。年末年始などは窓口が数日間お休みになるので、旅行のスケジュールは余裕を持っておいた方がいいです。
ちなみに僕はタイに行く飛行機のチケットが8月26日で、パスポートの受け取りが8月9日でしたので結構ギリギリでした。(汗)
さあいよいよパスポートが手に入ったら海外に行ってみましょう!
行きたい国までの飛行機のチケットを予約して初めての国へ行く場合は、ツアーや現地ガイドなども一緒に予約しておくと安心してより楽しめます。
僕もタイ(バンコクなどの観光地)でしたら案内できますので、よければご連絡ください。
パスポートを作って憧れの海外留学へ
海外留学は若いうちにしておいて損はない
僕の初めての海外(タイ)は半分留学、半分遊びでした。当時はビザなしで滞在が30日できたので(おそらく2022年8月15日現在も)、最大滞在期間30日滞在しました。というのも語学学校の1つのカリキュラムが1ヶ月で終わるようにスケジューリングされていて、最終日に受講終了証明書をもらえないと次の単元に進むことができなかったのです。なぜか18歳で初めてタイに来た時にはなぜか全カリキュラムを受講することを前提に考えていました。(やる気だけはすごい笑)
語学学校は朝の9時から12時までの3時間のみの授業でしたので、午後は遊び歩いていました。それを30日間繰り返していたわけです。遊びに行っていたのか、勉強しに行っていたのかわかりませんが、目的はタイ語を学ぶことでしたので、遊んでいてもタイ語を使うわけですから目的は達成していたのかなと今考えても思います。
お陰様で10代の頃から海外に行く機会に恵まれたので、将来(大学卒業後の進路)の選択肢が少し広がりました。この海外留学についてもいろいろ語りたいことは山ほどあるので、また別の機会に書きたいと思います。
パスポート作って海外旅行
映画、ドラマのロケ地巡礼、憧れの地を自分の目で見にいこう!
僕は映画やアニメを見るのが好きなのですが、そこに登場する街並みや舞台となった場所など見るとすごく憧れを感じます。今でも行きたい国は何ヵ国もありますが、それらは全て映画やアニメに登場した国々です。もちろんその中には日本も含まれています。日本にいる頃は特に感じていなかった街並みや雰囲気が外(海外)に出ることによって感じられます。不思議ですよね。
タイが舞台となった映画はたくさんありますが、特に有名なのがレオナルド・ディカプリオ主演の「ザ・ビーチ」(ピピ島)やザック・ガリフィアナキス、マイク・タイソンなどが出演している「ハングオーバー!史上最悪の二日酔い、国境を越える」(バンコク)などの撮影地に行き、自分の目で実際に見た時はものすごく興奮したのを覚えています。行かないと経験しないと分からないことが世の中にはたくさんあります。ぜひ、面倒臭がらずに自分の行きたい土地に行ってください!
新規でパスポートを作るために準備する書類
パスポートを作るためには、いくつかの指定されている書類をあらかじめ準備してから窓口に行き申請しなければなりません。ここからはパスポートを申請するために事前に準備する書類についてご説明します。
パスポート申請に必要な書類一覧
一般旅券発給申請書(5年用または10年用)1通
パスポートの有効期間が5年用または10年用の申請書が1通必要です。
あらかじめ準備しておきたい方はパスポート申請書のPDFを印刷することができます。印刷する場合は拡大・縮小印刷をしないように気をつけてください。パスポート申請書のダウンロード詳細はこちらでご確認ください。
パスポートの申請書は申請窓口でも、もらえますので当日記載して申請することもできます。僕は行き当たりばったり人間なのでいつも窓口で申請書をもらってその場で記入しています。
戸籍謄本又は抄本(原本)1通
戸籍謄本もしくは抄本(しょうほん)(この間まで読めなかったのでふりがな振ってみました。笑)1通
戸籍謄本は本籍地の市町村役場でしか取ることができません。なので本籍地が遠方にある場合など、とても不便なので、戸籍謄本を取る方法5つ紹介しておきます。
- 直接役場の窓口に行く
- 代理人が窓口に行く
- 郵送で取り寄せる
- 電子申請で取り寄せる
- コンビニで取得する
住民票の写し1通(各窓口で確認してください)
住民票の写しは全てのパスポート申請者が必要なわけではありません。必要な方はこの2つに当てはまる方です。
- 住民台帳ネットワークシステムの利用を希望されない方
- 単身赴任先や就学先などで住民登録をしていない方
(都道府県によって対応が違うため、あらかじめパスポート申請先に確認しておくことをお勧めします。)
顔写真1枚(葉)
縦45mm×横35mmの顔写真を1枚準備してください。証明写真機やお近くの写真館などで入手できます。その際にパスポート用などと選択、もしくは伝えてください。
メガネ、サングラス、ネックレス、ピアスなど付けていたり、背景に物が写り込んでいるなどの写真は使えない恐れがありますので、気をつけてください。
本人確認書類1点もしくは2点
本人確認書類は1つでO Kな書類と2つ用意しなければいけない書類があります。
1つでO Kな書類は、マイナンバーカード、運転免許証、船員手帳などです。
2つ必要な書類は、保険証、年金証書、学生証などです。
申請費用
パスポートの申請費用は、パスポートの有効期間や申請者の年齢によって変わります。
- 10年間有効なパスポートの申請費用は合計で16,000円です。
- 5年間有効なパスポート(申請者12歳以上)の申請費用は合計11,000円です。
- 5年間有効なパスポート(申請者12歳以下)の申請費用は合計6,000円です。
海外に行く前にちょっと痛い出費ですが、必要経費ですのであらかじめ予算内に入れておきましょう。
未成年の方がパスポートを申請する場合や代理人が代理申請する場合
未成年者のパスポートを作る場合や代理人が代理申請する場合は、旅券申請同意書をご準備してください。
旅券申請同意書はパスポート申請窓口にもありますし、事前に印刷することもできます。事前に準備しておきたい方はこちらからダウンロードしてください。
パスポートの記載事項を変更したい方
パスポートの(結婚などで氏名が変わった)記載事項を変更したい方は上記の書類と今お持ちのパスポートを申請時に一緒に提出してください。
まとめ
ここまで読んだあなたは、今からでもパスポートを作りに行くことができます。
パスポートを持っていることで、海外に行くことができるようになります。
現在、住んでいる地元、日本を離れてからでしか見えない景色があります。海外に行くことが必ずしも人生を幸せにするわけではありませんが、必ず人生の生き方の選択肢を増やすきっかけになります。選択肢が増えることで、自分なりの幸せを見つける幅が広がります。もし、今あなたが何かで悩んでいるのだとしたら、今の世界で悩むのではなく、世界を広げてから悩んでみてください。きっと今悩んでる悩み事が嘘のように解決、もしくは、消えていると思います。
それぐらい海外の持っているパワーはスゴイです!
まずは、考動を起こしてください。それであなたの人生は、180度変わります。一緒に幸せになってください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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