新卒22歳で海外移住した、僕が教える海外移住の心得
目次
こんにちはただしです。
「海外に住んでみたい!けど・・・」「そもそも海外移住ってどうやったらできるの?」とお悩みではありませんか?
この記事では、そのようなお悩みをお持ちの方のお役に少しでも立てればと思い、海外移住をするための準備と心得を徹底解説します!
この記事は以下のような方におすすめです。
・日本で働くのが合わない
・海外移住をしてみたい!
・みんなと同じは嫌だ
この記事の信頼性
この記事を書いている僕は新卒(22歳)で海外移住をしました。
家も仕事も決まってない中、海外に移住して現在6年目を迎え、今では結婚をし、一児の父として幸せに海外で生活しています。
住み慣れた土地を離れ海外に移り住むのは、最初は誰もが不安です。
新しいことを挑戦するとき「恐怖」や「不安」を感じるのは、あなたがまだそれを「知らない」「体験したことがない」からです。
でも、知っていればその「恐怖」や「不安」は大したことじゃありません!
この記事で紹介する海外移住をするための準備と心得を知ることで、あなたの「海外移住」の夢が確実に一歩近づきます。
海外移住というあなたの「夢を叶える」ために少しでもお役に立てるよう、僕の実体験も交えながら解説していきます。
海外移住とは何か?
海外移住とは
短期や長期での滞在とは違い、生活の拠点を完全に海外に移して生活することを海外移住といいます。
VISAについては後で簡単に説明しますが、通常の観光ビザなどとは違い、リタイアメントビザや現地での永住権の取得などを行ったりします。
「海外に生活基盤を移すことを海外移住と言うのだな!」という認識でO Kです。
旅行、ロングステイ、ワーホリと海外移住の違い
ウィキペディアによれば、「旅行」とは、見物・保養・調査などのために、居所を離れてよその土地へ行くことだそうです。U R L
ロングステイ財団によれば、ロングステイとは、海外においては生活の源泉を日本に置きながら海外の1ヶ所に比較的長く滞在し(2週間以上)、その国の文化や生活に触れ、国際親善に寄与する海外滞在型余暇を総称したものであるそうです。下記U R L参照
海外移住の魅力4つ
僕がお伝えする海外移住の魅力は以下の4つです。もちろんそれ以外にもたくさんあると思いますが、ここでは割愛させていただきます。
1つ目は日本とは違う文化、風土、人種、食事や今までとは違う価値観に触れることで新たな自分を見つけることです。
2つ目はコミュニケーション能力が絶大に上がります!自分の思っていること、ニュアンスなどを伝えたくてもパーフェクトに伝えることは難しいです。それは言葉の違いももちろんありますが、育ってきた環境が違うのも関係があると思います。
その中で現地の人と仕事をしたり、友達と遊んだりするだけで、日本にいた頃とは比べ物にならないぐらい自分のコミュニケーションスキルに驚くはずです。
3つ目は旅行のハードルが下がるのも魅力の一つではないでしょうか。日本は世界全体を見渡しても稀な島国です。隣の国に行くにも海を渡らなければなりません。
しかし、大半の国は陸路で隣の国に行くことができます。海を渡る必要がないので少ない費用で気軽に外国旅行に行くことができるのです。「日本」と「韓国」、「日本」と「ロシア」といった隣の国でも全く街並みや食文化が違うように、陸続きの国でも、また違う文化に触れることがでます。
4つ目は異国の地で生活基盤を作るわけですから、生きるための力、嫌なこと、ストレスを受け流す力がつきます。これが一番大事だと思います。今までの自分の当たり前だったことは、外国では当たり前ではありません。納得できないこと、理不尽なことが日常的に起こります。でも、いちいち気にしていたらストレスで参ってしいます。生活を続けていくうちにうまく受け流す力が身について、多少のことでは動じなくなります。
海外移住するための心得
海外移住を成功させるためのコツ
海外移住を成功するためのコツは、2つあります。
まず1つ目は海外移住する目的を決めておくことです。
「何のために自分は海外に住むのか」、「何年ぐらい住む予定なのか」、「目的達成は何なのか」これらを最初にある程度決めておかないと実際に海外移住し、何か壁にぶち当たったときに乗り越えるのが辛いです。目的を持った人ほど逆境に強い人はいません。是非、海外移住する前にある程度の目的を決めてください。
海外移住を成功させるためのコツ、2つ目です。
移住する国を、土地を必ず自分の目で見てからにしてください。まずは旅行で訪れるのをオススメします。いきなり移住してしまうのはとてもハードルが高いです。まず、旅行で移住候補地を訪れ、街の雰囲気(治安など)、食事、人柄などを肌で感じてください。そこで移住することを想像して、ご飯は口に合うのか、気候はどうか、街の人の人柄はどうか、治安はどうなのかを考えながら数日過ごして見てください。
ちなみに僕は、大学生時代に計4回タイに訪れています。一度の滞在は約1ヶ月間バンコク、ロイエット、マハーサラカム、チェンマイ、チェンライ、シラチャー、パタヤ、クラビ、プーケット、アユタヤなど観光地を中心にホテル、ホームステイ、路上泊、シェアハウスなどをしながら貧乏旅行をしました。
僕が最初にタイに訪れた18歳の時にタイに住むと決めたので、どこに住むのがベストなのか色々見て回り、色々な現地の人と会い、住む候補地を絞りました。
そのおかげで移住してから今までの6年間一度も、日本や他の国に住みたいと思ったことはありません。
海外移住するにあたってその場所を何度も訪れられるのであれば、それに越したことはありません。難しい場合、最低1度は必ず現地に行くようにしましょう。
海外移住するために準備する13のコト、モノ
海外移住するためには事前に準備しなければいけないものと準備しておいた方が良いものがいくつかあります。※筆者はそれを知らず、ほとんど準備せずに移住してしまい後々苦労しました。
パスポート
まず、日本を出国し、他の国に行くためにはパスポート(旅券)が必要です。例外なく外国に行く場合は必ず全員が必要です。パスポートの取り方は別の記事で紹介していますので、詳しくはそちらを参照ください。
航空券
移住先に行くための航空券を手配しましょう。この記事の読んでいるあなたは、海外移住が目的なので片道の航空券のみの手配で問題ありません。
ほとんどの確率で、外国に入国する時に帰りの航空券、もしくは第3の国行きの航空券がないと入国スタンプを押してもらえない(入国拒否される)可能性があります。僕が移住する時は、片道の航空券で入国しましたが、その時も税関から滞在の目的を聞かれました。
これは、ここに記載して良いのかどうか迷いましたが、これから海外移住する方のお役に立つというこの記事の目的のために記載します。税関で滞在の目的を聞かれた際に正直に「海外移住しにきました。」とは答えてはダメです。入国できないか、何時間も足止めを食らうことになります。
必ず、「観光できました。」と伝えてください。今のところ、日本のパスポートは優秀なので観光で来たと伝えれば、よほど怪しい素振りをしない限りは入国できます。
海外保険
海外保険は旅行で外国に行く際にも加入しておいた方が良いと思います。
海外移住に場合は、移住が本格的になったら民間の保険に切り替えることをオススメしますが、最初の半年から1年ぐらいは加入しておいた方がいいと思います。僕が最初に加入した海外保険は、クレジットカードに付随しているものを選びました。後述しますが、現金がなくても最悪帰国できるように海外でも使えるクレジットカードは僕の経験上必須だと思います。ちなみに海外保険は最大で2年間加入できる会社もあるそうなので、1年以上をご希望される方はそちらも調べて見てください。僕が調べた保険会社はこちらのU R Lからご確認ください。
クレジットカード
海外に行く時に作れるのであれば、必ず作っておいた方が良いと思います。渡航先にもよりますが、大半が日本に比べて犯罪発生率は高いです。どれだけ自分で気をつけていても、巻き込まれる可能性は十分にあり得ます。万が一ひったくりや置引き、盗難にあって現金がなくなってしまっても最悪帰国ができるようにクレジットカードは現金とは別のところに身につけて持ち歩きましょう。最近では手数料が格安で海外送金できるサービスも増えているので、そちらに対応した口座を開設しておくのも良いかもしれません。
ちなみに僕は犯罪に遭い現金を失った訳ではありませんが、所持金が0になりどうしようもなくなった時に大使館でお金を貸してくれるということを信じて借りようとしたことがあります。途中でホームレスのご老人にバナナと水をもらったので借りずに済みました。
滞在先
いくら海外移住するために海を渡ったとしてもいきなり現地で部屋、家を借りられる訳ではありません。現地入りしてから落ち着くまでの数日間の滞在先は日本側で手配しておくことをオススメします。(僕みたいに)予算的が寂しい場合はゲストハウスなどの安宿もたくさんありますのでご安心ください。
ちなみに僕は滞在先を決めずにきてしまったので、初日が本当に苦労しました。しかもその日は土砂降りの雨でした。なぜ持ってきたのかわからないキャリーバック(中身はカラ同然)を引いて、その日の宿を探し歩いたのを今でも鮮明に覚えています。
メールアドレス
今や日本で生活しているとそこまで必要ではないのかもしれませんが、メールアドレスは絶対に出発前に作っておくべきです。ここでいうメールアドレスとはキャリアに縛られないフリーメールのアドレスのことです。海外で日本のキャリアの電波は使えません。現地の電波を使うためSIMカードを入れ替えなければいけません。そうなると日本のキャリアのメーリアドレスは使えなくなるので、SIMやキャリアに縛られないフリーメールのアドレスを作っておくと例え通話ができなくてもWi-Fiさえれば、連絡ができるので安心です。
携帯電話
移住を本気でするために渡航するなら日本での携帯電話を解約するか、格安SIMに変えることをオススメします。どちらにせよ海外では日本の電波は使えないので、現地の電波を使うためのSIMを購入しなければなりません。現地の空港でも購入することができます。最初は契約するのが不安だと思うので、プリペイドS I Mを購入するのが良いと思います。プリペイドSIMは、あらかじめ通信データ量や通信可能期間などが決まっていていずれかの分だけ使える前払い制の使い捨てSIMです。移住に慣れたら定額制のSIMカードを契約するのが良いと思います。
日本での格安SIMを残すメリットとしては、日本の番号、LINEを残しておくことができます。デメリットは使用していない期間も支払いが生じます。
ちなみに僕は海外でも当たり前に電波が使えると思っていたので、SIMのことは考えもしなかったですし、プリペイドS I Mの存在も知りませんでした。そのため現地についてから1週間ぐらいフリーWi-Fiを求めて彷徨っていました。
銀行口座
僕は銀行口座については、本当に失敗したと思いました。銀行によっては、海外に住む人は日本国内の銀行口座を解約しなければいけません。このことを知った当時の真面目な僕は全口座を一度解約しました。クレジットカードの引き落とし口座も解約してしまったので、せっかく契約したクレジットカードも意味がなくなりました。本当に当時の自分は無知でした。日本に口座がないので、送金もできませんし、奨学金の返済をできなくなってしまいました。多分・・・そのため一時帰国した際に新しく口座を開設しました。手間と時間がかかりますので、海外在住者でも口座が持てる銀行であればそのままにしておくことをオススメします。これはグレーだと思いますが、どの銀行もおそらくそのまま持っていても問題ないと思います。
運転免許
自動車やバイクの運転免許を持っている方は、海外移住する前には必ず、運転免許の更新期限を確認してください。更新日が1年未満だとせっかく移住してもすぐに日本に戻らないと免許を失効してしまいます。移住地を日本から移住先に変更していると手続きなどの手間も増えますし、渡航費などもかさみますので、できるのであれば海外移住する前に更新をして行くのがベストです。
移住先で自動車、バイクなどの運転を考えている方は、日本で国際免許を取得してから行くのもオススメです。日本は道路交通に関する条約のジュネーブ条約を締結しているため、運転する国が同じくジュネーブ条約を締結していれば日本の運転免許で発行された国際免許で運転することができます。
慣れてきたらその国で免許を取得するのもいいかと思います。
ちなみに僕はタイで普通自動車と二輪の免許を取得しています。日本だと両方の取得で4〜50万円ぐらいかかったような気がしますが、タイでは3,000円ぐらいでできました。
裏技ですが、海外で運転免許を取得して日本で切り替えると費用を安く済ませることができるらしいです。
最終学歴卒業証明書
こちらは企業に就職する人が必要な書類ですので、フリーランスの方や自営でやられる方は特に必要がないと思います。
外国に住む場合には在留資格が必要ですが、その申請の際に必要だったと思います。移住後では、日本にいる両親、兄弟や友人などにお願いして移住先まで郵送してもらわなければならず、面倒ですので日本にいる際に準備しておくのがいいと思います。
住民票
僕のオススメでは海外移住(1年以上外国で生活)する場合は、住民票を抜いたほうがいいと思っています。住民票を残すと国民年金保険料などの支払い義務が残り、住民税などの税金も支払わなければいけないからです。色々調べてみていると税金を払わなくても良い方法など見かけますが、僕はその辺が面倒なので住民票を抜いて海外転出届を出しました。
住民票を抜く、抜かないは色々メリット・デメリットがありますので、あなたに合った方を選べばいいと思います。
ちなみに住民票を抜くと国民健康保険がなくなり、万が一の病気や怪我で通院した際の費用は自己負担100%になります。(健康保険適用時は3割負担)
僕はその辺は民間の傷害保険に加入してカバーしています。
VISA (ビザ)
日本のパスポートでも国によってはVISAがないと入国できない場合がありますので、渡航前に必ずVISAが必要かどうか調べてください。現在(2022年8月3日)、日本のパスポートでVISAが必要な国は33カ国だそうです。せっかく現地の空港に着いても入国できないなんてなったら辛いので必ず事前に調べて、必要であれば取得してください。
資金
お金は大事です。何するにもやはりお金があると非常にラクです。海外に行く前からパスポートを準備したり、航空券を購入したりと結構なお金を使います。実際に海外に行ってからも収入がない限り、お金は減るばかりです。特に海外ではそこにいる自分はよそ者(外国人)ですから、お金がないと何もできないと言っても過言ではありません。
ちなみに僕は6万円のみを持って移住しました。当時はそれで3ヶ月は生活できると本気で思っていました。無知って怖いですね。笑
言うまでもなく、速攻でその6万円はなくなり一文なしとなりました。そうです。ホームレス生活の始まりです。
これを読んでいるあなたにはそのような経験はしてほしくないので、しっかり計画を立ててある程度余裕を持ってから海外移住してもらいたいです。
海外移住するための資金額
移住先の物価や自分の生活スタイルにもよるかと思いますが、半年ぐらいは収入がなくても生活できるぐらいの余裕があった方がいいと思います。海外でお金がなくなる不安は日本とは比べものにならないです。これは大袈裟ではなく命に関わります。移住する前に立てた目標、目的を達成するためには、お金はとても重要アイテムです。
海外移住前に必ずしておくべきこと2つ
身近な人の理解
身近な人と言われて大勢の名前、顔が思い浮かんだ人は、ものすごく幸せ者なのでしょうね。僕の言う身近な人というのは、自分の人生を左右するような人のことです。例えば、両親や兄弟姉妹ですね。両親が若くて元気なうちはいいですが、歳をとると体を壊したりして介護が必要になるかもしれません。その時にどうするのか、誰が看るのかなどを話し合った上で移住した方がお互い後々ラクだと思います。
それから彼氏、彼女や婚約者などですね。結婚などを前提にお付き合いしている方がいるのであれば尚更ですが、一緒に移住するのか、今は行かないが将来的には移住するのかなど話し合っておくべきです。自分の人生は自分の物ですが、自分だけのものではないですから。
ですが、僕が声を大にして言いたいのが、「やりたいことはやれ、やらなかった後悔はするな」です。自分が「本当にやりたい!」「海外移住したい」と思うのであれば、周りがどんなに反対しようがやるべきです。
覚悟
海外移住する上で色々な覚悟をしなければなりません。覚悟が甘いと挫折をしたり、辛い思いをすることになります。
僕が一番覚悟しておくべきだと思うことは「すぐには駆け付けられない」と言うことです。どうゆうことかと言いますと、例えば“両親のどちらかが倒れた”“大切な人が事故に合った”と連絡をもらっても物理的な距離があるのでその人の元に行くまでに時間がかかります。
僕も祖父が亡くなった際には、帰国が間に合わなかったです。
父親が事故に合った際にも意識があるうちには会いにいけず、昏睡状態になってから会うことができました。運良くと言うのかはわかりませんが、親の死に目には立ち会えました。
ですので、海外に住むと言うことはそういったこともある程度覚悟しておく必要があるよとここではお伝えしたかったです。
まとめ
最後にこの記事を読んでくれたあなたにお伝えしたいのは、どんな選択をしても自分で考え、行動したことは必ず自分の人生を豊かにします!
海外移住にはたくさんの魅力がありますが、人生を豊かに幸せにするのは、別にそれは海外でなくてもできます。僕は、人生が幸せだと、豊かだと感じている人は「自分に嘘をつかず、言い訳をしない人」だと思います。本当はやりたいのに環境のせいにしてやらなかったり、少しの勇気が出ずに諦めてしまったりしてしまい、やらなかったこと、できなかったことに自分に都合のいい嘘や言い訳をして誤魔化している人は、どこにいても同じだと思います。
海外移住したいのであれば、まずは海外旅行をして移住の候補地を自分の五感で体感してみてください。それができた時点であなたは行動を起こし自分の人生の豊かさ、幸せを掴みに行っています。
僕は考えるより、先に動いてしまうタイプの人間だったので、沢山辛いことや失敗をしてきました。しかし過去の自分が動いたことによって今の僕があります。僕のようなのはダメですが、ぜひこの記事を読んでいるあなたには「考動」“考えて動く“ことをして幸せになってもらいたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
海外旅行に必須のパスポートの作り方はこちらの記事で紹介しています。
海外移住を考えている方はぜひパスポートを作って海外移住の第一歩「海外旅行」をしてみてください。
考動あるのみです。
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コメント一覧
I want to to thank you for this great read!! I absolutely
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